病院の感染死亡事件

感染症の画像

院内感染は避けるべきポイント

院内感染という言葉を耳にしたことがある方も多いと思います。
病院のような医療施設において最も起こってはいけないことと言われています。
本来、病気を治療する場所であり、そんな場所でウイルスに感染するというのは病院の威信を地に落としてしまいます。
風評被害にもなりかねません。

風評による被害だけでなく、実害ももちろんあります。
昭和62年に三重県で起きた院内感染事故では、医師二人と看護師一人がB型肝炎に感染し、それが原因で二人の医師が死亡。
看護師は重症だったものの命は取り留めました。

院内感染というのは古くから幾度か起こってはいたものの、このように一度に三人が感染し、しかも二人が死亡するというような事故はありませんでした。
また、原因がいまいちはっきりしないことから、謎の怪事件のように当時は報道されました。

病院の中での感染死亡事故はあってはならないことでうs。
また、一度事件があると同じ病院に足を運ぶのは誰でも躊躇してしまうのではないでしょうか。
現在では殆ど耳にしませんが、病院というのは沢山の患者が集まる場所でもあります。
訪れる際にはマスクなどをしていくなどの対策は必要かもしれません。

実態把握に向けた調査

院内感染というのは、病院側、または医師からするともっとも避けるべき事態。
何の前触れもなく起こる時もありますし、病院側や医師側に落ち度が考えられないようなケースもあります。
それでも院内感染を起こしてしまった病院というのは世間から中傷やパッシングの対象となってしまいます。

近年ではこうした院内感染による死亡事故などは殆ど耳にしません。
しかし、病院や医療施設の中に存在するウイルスの中には薬剤に耐性を持つウイルスなども存在します。
院内感染が一度でも起きた場合には、感染制御チームなどを設けて対策にあたることが普通ですが、不備があったときには医療訴訟が起こるなど大問題に発展することもあります。

病院というのは怪我や病気の治療をする場所には違いありません。
様々な病原体が集まる場所でもあり、また抗生物質や消毒液を多用することから、薬剤に耐性を持つ病原体も多い環境なのです。
重篤な状態に陥っていたり、たまたま免疫力が落ちているような時にはウイルスに感染してしまうことがあります。

日本では1999年から院内感染の実態把握に乗り出しました。
また、アメリカ合衆国や欧米では更に古くから研究が進められてきています。
各国や医療機関の努力によって減少に向かっているのです。