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無免許の医者

無免許は禁止

自動車の運転やバイクの運転では運転免許証が必ず必要となります。
免許を取得せずに自動車やバイクを運転した場合、法律違反でペナルティを受けるというのは誰もが知っていることです。

他にも、必要となる資格や免許を取得せずに何等かの行為を行うことで法律違反となるケースは色々考えられますが、医師による医療行為もその一つです。

2013年に起きた偽医者診療事件もそんな事件の一つ。
この事件では、医師免許を持っていない偽の医師が正規の医者に成りすまし、診療行為を行っていたというものです。
非常に恐ろしい話であると同時に、チェック体制の甘さを露呈しているものです。
実際、同僚が偽医者なのではないかと考え院長に伝え、院長が医師免許をよく確認したところ透かしなどが入っていないことから発覚したそうです。

正規の教育を受けていない存在

たとえば、自動車の免許を取得せずに車を運転するのも非常に危険ですが、無免許医による医療行為はさらに恐ろしい行為でしょう。
命を扱うという仕事であり、正しい教育を受けたものだけが携わることのできる職業ですから、そういった正規の教育も受けていない素人が医療行為をするというのは考えただけでも恐ろしいことです。

問題点はいくつかかが得られますが、一つには何故雇用するときに分からなかったのか、ということが挙げられます。
医師免許の透かしもそうですが、他にもチェックするべき点はあったのではないでしょうか。

事実、偽医者事件が発覚した当初、世間やマスコミからチェック体制の甘さを批判されていましたが、実際のところはどうなのでしょうか。
他の医療施設などでどのようなチェックを行っているのか分からないので何とも言えませんが、こうしたことがまかり通るということは、他にも偽医者として活動している人がいてもおかしくない、と考えてしまいます。

身元確認が大切

無免許医事件を失くすためには、やはり雇用するときにしっかりと身元確認を行うことが重要だと考えられます。
医師免許を確認するだけでなく、これまでの経歴などについてもしっかりと確認し、必要に応じて前の職場に連絡するくらいのことをしても良いのではないでしょうか。
結局被害に遭うのは患者ですから、雇用主はそういったことまで考えるべきではないかと思います。

医師というのは唯一刃物で人間の体を切ることのできる職業です。
少し考えれば危険行為と分かるものですが、免許も取得していない素人が行うというのは危険なことこの上ないと言えます。

それぞれの医療機関が、しっかりと責任を持って一人一人の医師に対し身元確認を行っています。
怪しい点があれば追求するというようにしないとこれから先もこういった犯罪に手を染めてしまう人間が出てくるのではないでしょうか。

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