エボラ出血熱の問題

エボラの画像

致死率90パーセント

西アフリカリベリアでは、1年以上続いていたエボラ出血熱の流行が終わりました。
回収後でも体内にウイルスが残っている可能性があり、生存者への差別が社会問題となっていたところです。

致死率は最大90%。
エボラ出血熱の感染では、医師や看護師らも複数名が死亡し、医療現場では深刻な打撃を受けることとなりました。
今もなお、病院側は警戒を続けています。

首都コロンビアで開催された、流行終息の宣言会議。
政府関係者や代表者は、互いにねぎらいの言葉をかけました。

1年にも続くエボラ出血熱大流行のせいで、差別や偏見の目が生まれました。
それは、エボラ出血熱終息の宣言が行われても、今なお、消えてはいません。

エボラ出血熱対策を維持すべきなのか?
医療現場でも、15名が感染し、うち12名が死亡したという病院があります。
そこでは、医療従業者が足りずに、これからも危機感を持つべきだという考えが持たれています。

ウイルスは消えたのか?

エボラ出血熱流行が終息を迎えたものの、リベリア国内ではまだウイルスへの警戒態勢が持たれています。
その理由は、エボラ出血熱から回復し、180日以上経過している男性との性交渉によって、感染したとみられる女性の死亡です。
回復後に眼球からウイルスが検出されたというケースもあるため、終息したもののまだまだ危機感は拭い去れません。

最近では、回復した方に対して、生存者を家から追い出したなどの嫌がらせがあります。
支援団体は、早急な対策が求められています。

エボラ出血熱の症状や治療について

エボラウイルスの潜伏期間は2日から21日です。
血液を介する、エボラウイルス感染力はとても強く、ちょっと血液がついただけでもほぼ100%感染します。

症状としては、発熱や悪寒、頭痛や筋肉痛、吐き気や嘔吐などの症状があります。
他にも、腹痛や下痢、吐血や意識障害などもあります。
死亡率は約50%から90%の確率です。

発症初期の患者は、血液から簡単にウイルスが分離できます。
臨床症状からウイルスを見つけ出すのは難しく、ウイルスに関する特異的抗体検出に夜ウイルス診断が基本です。

エボラ出血熱には、特別な治療法はありません。
安静にすること、ショックに対する治療や輸血、循環の管理などが主です。

日本では、エボラ出血熱の感染者は1類感染症に分離されます。
患者への治療に設計されている病棟・病室へ隔離されて、本格的な治療が行われます。

エボラ出血熱には、空気感染はありません。
もし日本国内で大流行してしまったら?

空気感染はしませんから、自宅の中にいて普通に生活をして、エボラ出血熱に感染してしまった方と接触しなければ問題ありません。
それでも、流行してしまったらと考えるととても不安ですね。