現場の期待に答える

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現場の期待と患者の気持ちに応える

医療の現場で働く人間にとって、現場の期待に応えたいと願うのは誰でも同じではないでしょうか。
現場の期待に応えるということは、ひいては患者のためということですから、医師も看護師も同様に同じ考えを抱いているのではないでしょうか。
患者に納得のいく医療を提供するには、常に「どうすればもっと良くなるか」ということを考えるべきです。
ある病院では、できるだけ患者の待ち時間を少なくするために様々な工夫を凝らし、結果的に患者はストレスなく診察までの時間を過ごすことができるようになりました。

こちらの病院は院長自らが、「どうすれば患者の待ち時間を少なくすることができるのか」ということを真剣に考えた結果実現したのです。
ただ漠然と訪れた患者に診察、治療行為をするだけでなく、常に患者本位で、患者目線で考えを巡らせるということが重要なのです。

実際の業務においても同じことが言えます。
看護師や医師の業務に、注射を打つということがありますが、人によって非常に痛いことがあります。
明らかにベテランの師長クラスなのに、とても注射が痛い看護師と、若い看護師なのに注射が非常に上手で全く痛くない人がいます。

違いは一体なんだと思いますか?
もちろん、元々手先が不器用という方もいますし、他の仕事を任せたら完璧なのに、注射だけは苦手という看護師もいるでしょう。

しかし、それでも常に患者のことを考え、「どうすれば患者に痛い思いをさせることなく注射することができるのだろう」と考えることが重要なのではないでしょうか。
一番大きな違いは、これを考えられるか、考えられないかということでしょう。

患者思いと向上心

患者の心を掴む医療を行うには、一言でいえば、向上心があるかないか、ということでしょうか。
ただ言われたことだけを黙ってやる看護師と、言われていないことでも進んで実行し、技術やスキルを磨いていく看護師。

どちらが現場の、患者の期待に応えているかは一目瞭然ではないでしょうか。
病院は患者あっての病院ですから、患者にストレスを与えない、というのは非常に重要なことだと思います。
しかし、我が国の医療現場では何故か患者の意志よりも現場で働いているスタッフの意志が重要視される傾向にあります。

そうではなく、常に患者目線で物事を考える、その上で実行する、ということが非常に重要だと思います。
また、そうしたことを自然体でできる医師や看護師というのはやはり患者からの評判も良いですし、ひいては病院そのものの評判も良くなるのではないでしょうか。

こうした取り組みは個人単位でやるのではなく、病院全体の取り組みとして行った方が絶対に良いと思うのですが、現実にはまだまだこの国の医療機関はそこまでの域に達していません。