現在の医療現場について

現場スタッフが訴える医療

現在の医療現場というのは実際にその病院や医療施設で業務にあたっている医師や看護師でないと分かりませんよね。
そこで、ここでは現役の医師や看護師が訴えていた現在の医療現場について記述していきたいと思います。

名医は病院では嫌われる、という言葉があるのをご存じの方は恐らくいないのではないかと考えられます。
一般的に、高度な医療技術を持つ医師のことを名医と呼びますが、何故名医だと病院から嫌われるのでしょうか。

結論からいうと、名医だと必要最小限の治療で患者を完治させてしまい、無駄に通院や入院を長引かせない、つまり病院側が儲けることができないから、というのが原因です。
病院は医療現場である以前に、ビジネスとして患者の治療を行っているわけですから、患者の通院期間や入院期間が短くなれば、当然病院側の利益は少なくなってしまいます。
あまり考えたくはありませんが、このような利益一辺倒の病院というのは決して少なくありません。
そうした病院では、不要な治療を行ったり、また必要以上に通院期間を長引かせて治療費をできるだけ多くとろうとします。

日本の甘い医療制度と看護師不足

医療として適切ではない行為がまかり通ってしまう背景には、日本の甘い保険制度があるからと指摘する医師は少なくありません。
また、アメリカでは患者が医者を選ぶようなシステムがあり、名医にはそれなりの報酬を支払うような仕組になっています。
つまり、実力主義の世界なのです。
我が国の医療現場もこのような実力主義の世界にすれば、患者に掛かる医療負担も少なくなるのではないでしょうか。

また、現在の医療現場では看護師不足が叫ばれています。
正確に言えば、看護師不足というのは以前から言われていたことであり、それが近年余計に目立ってきたといったところでしょうか。

看護師が何故それだけ不足するかということですが、これには看護師の待遇に関する問題があります。
医療業界全体を見渡した場合でも、最もハードな仕事であると言われることが多いほどの激務を日々こなしています。
激務をこなしているにも関わらず、日本の医療施設では看護師の待遇がまだまだ低いと言わざるを得ないのです。
これでは、いくら看護師に憧れてこの業界に飛び込んできた人でも、嫌になってすぐに辞めてしまいますよね。

患者の立場に立って今後目を向けるべき課題

医療現場は、こうした現場にもっと目を向けるべきではないでしょうか。
看護師が少ないので結局は医師にそのしわ寄せがきてしまいますし、そのしわ寄せが最終的に患者のもとに返ってきます。

悪循環を病院経営者はいつまでも黙認すべきではありません。
医療はもっと患者側に立つべきものなのです。
具体的な打開策を講じる時期がきたのではないかと思います。